小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
bg_top
alwHOMEalw読んでみるalw分野(31) 様々な観光

分野(31) 様々な観光

小樽観光のリーダー役
社団法人 小樽観光協会

〒047-0031 小樽市色内2-1-20
TEL 0134-33-2510
FAX 0134-23-0522
http://www.otaru.gr.jp/



堺町ゆかた提灯まつり http://www.otaru.gr.jp/blog/ より
堺町ゆかた提灯まつり http://www.otaru.gr.jp/blog/ より

変 遷
 小樽観光協会は昭和21年に設立され、同48年に小樽観光開発協議会を経て、平成2年に社団法人小樽観光協会として組織された。平成7年に結成された小樽観光誘致促進実行委員会(誘致協)と平成19年に合併し、オール小樽体制が確立された。
 小樽観光は平成年代に入り、入込数が目覚ましく増加してきたが、運河プラザの経営に特化してしまった観光協会に対し、既に基幹産業となった観光の調査を行ない、必要な事業を推進しようと誘致協が誕生した。結果的に実を誘致協、名を協会として合併した経緯がある。
 したがって現在の観光協会の活動は、誘致協の事業カリキュラムを基本に、時代に即してアレンジされている。

活動内容
 委員会事業として、「観光プロモーション委員会」「商品開発委員会」「広報ホームページ委員会」「まちづくり委員会」の4つの委員会に加え、「国際化特別プロジェクト」がそれぞれ推進されている。
 また事務局事業として、「運河プラザ指定管理者業務」「観光案内所運営および観光動向調査」「博物館発券業務受託事業」「各種団体等との連携事業活動」が推進されている。

経 緯
 小樽観光協会は基本的に小樽観光のリーダー役である。小樽観光の現状を分析し、将来を展望した水先案内人でもある。そういう意味では、大局的に小樽が歴史を核とした観光であるのに対し、背後にある後志地域は、北海道の縮図といわれるほど豊かな自然に恵まれている。この小樽を含めた後志広域観光の連携が重要と展望し、これまで後志観光図書館や後志iセンターが組織されてきた。この成果は、後志との連携が格段にしやすい環境が整えられたといっていい。ここにどういう実を咲かせていくかが今後、おおいに問われるべきといえる。
 次に急激に増加してきた中国人観光客に対し、組織されたのが国際化特別プロジェクトだ。これに対し銀聯カードや通訳の設置と活用など実務的に必要な対策が講じられた頃、3・11大震災が起き、中国人観光客は小樽から姿を消した。したがってこのプロジェクトも停滞気味スローダウン気味となっている。しかし、準備をすべきという認識は変わらないので、その速度は落ちても粛々と進める必要がある。
 さらに、この間、朝里・祝津・天狗山など中心市街地から離れた小樽内での観光拠点の広域化をめざし推進している。
 それぞれ現地に強力な受け皿もでき、連携体制は整ってきた。
 概観すればいずれの活動も間違いなくプラスに転じている。ここが正念場といえよう。

本来業務議論
 協会内部では、運河プラザ指定管理者の立場が、本来業務を妨げているという議論も出ている。平成元年に竣工し平成2年から運河プラザ運営を小樽市から委託され運営してきたが、当初は年間5億円もの売り上げがあったが、現在は交通の不便さや堺町に拠点が定着したことなどから、売り上げは半分以下にまで落ち込んできた。協会が自ら営利事業を行うべきではないというのはリアリティがないが、費用対効果からして運河プラザ運営には難儀が多いのも確かだ。
 会長を含めて心機一転人事が改定されたこの機に、これまでの努力に実を咲かせるための議論も含め、是非観光モデル都市に相応しい各種プロジェクトを推進することを期待したい。