小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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分野(39) 様々な観光

食品 ソフトクリーム
小樽ミルクプラント

〒047-0024 小樽市花園2-12-13
tel 0134-22-5192

【営業時間】
4月中旬〜11月3日営業
平日11:00〜18:00
土・日・祝10:30〜19:00(7・8月)


昔ながらの外観
昔ながらの外観

くつろげる内観
くつろげる内観

ソフトクリーム
 ソフトクリームは昭和26年7月3日、明治神宮外苑で日本を占領していた連合国軍のアメリカ軍がアメリカ独立記念日を祝ってソフトクリームの店を立ち上げたことが日本での起源といわれている。日本ではアイスキャンディのようなものはあったが、生のアイスクリームはこのソフトクリームから始まったことになる。

北海道保証牛乳
 昭和11年小樽保証牛乳株式会社が設立され、市乳処理販売業務が開始されたのが、現在の公園下のミルクプラントの場所。現在裏に駐車場があるが、そこに工場があった。昭和35年には札幌へ進出し営業所を設置、昭和40年以前から小樽工場に窓口を設けソフトクリームのテイクアウトを開始、昭和44年には合理化をはかり、桂岡に統合し、社名を北海道保証牛乳と改名。以後、北海道保証牛乳は森永乳業と業務提携し、今日に至る。

出会い
 小樽の建設会社の営業をしておられた高橋秀実氏は、保証牛乳の社屋の営繕や修繕なども担当されていたことが縁となり、平成9年、保証牛乳側から「うちの店舗の管理をしてみないか」と持ちかけられる。そもそも教育大学を卒業され、全く無関係な建設会社に入社、そして今度は建設会社に無関係なソフトクリーム店と自らの運命の奇遇さに驚いたが、さらに「実はあなたが購入して経営していただきたい。そのために休眠している会社も用意している。くわえて店舗のリニューアルも終えたばかりだ」というお膳立てに平成10年に一念発起し、有限会社日本サニタリーコンサルタントという名の代表取締役に就任し、店舗を購入した。原料の仕入は、北海道保証牛乳・森永乳業・日生ルートを継承し、新たな経営母体で、高橋氏が引き継いだ。

観光の原点
 観光客が来るから店を出すことより、地元に愛されているものが観光客にも受けることが本来、観光の原点である。しかし小樽の場合、運河問題が世間を騒がせ、視察観光が先行し、にわかに観光のメークアップが後発的に整備されてきた。だから「この機を逃すまい」と一気呵成に堺町や運河沿いに店が並んできた。現在、ミルクプラントの客層の中で観光客は5%でしかない。事実市民でもっているといっても過言ではないのだ。つまり新鮮なソフトクリームを食べ慣れている小樽人が推奨するミルクプラントの味を、観光客の多くは知らないといえる。

内 容
 現在ソフトクリームの味により7種類のメニューが用意され、中でも「バニラ」「チョコマーブル」がダントツの人気という。人員は社長も入れて6人でローテーションを組んでいる。店舗は昭和11年築であることから、リニューアル後もメンテナンスが欠かせない。客層は子供、学生、男女、お年寄りと実に幅広い。年間(4〜11月)で8月がピーク、1日では午後2〜4時にピークを迎える。「夏場には海水浴返りで潮の香りが、お盆になると墓参りの帰りで線香の臭いが店に漂う、そんな生活感をお客さんが運んでくれるのがいいですね」と高橋社長は笑顔で語る。

小樽スタンダード
 小樽の観光拠点においてもいくつかのソフトクリームがテイクアウトされている。また今後は新たな発想のソフトクリームが登場するかもしれない。しかし、地元小樽に愛されてきたミルクプラントの味は、間違いなく小樽スタンダードといえるだろう。