小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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地域貢献 〜外貨獲得〜 (13) 地域経済全体のパイを大きくしてくれる

株式会社 あまとう
代表取締役 柴田 明 氏
〒047-0032 小樽市稲穂2丁目16番18号
TEL(0134)22-3942
FAX(0134)22-1158
http://www.otaru-amato.com


株式会社 あまとう 代表取締役 柴田 明 氏
株式会社 あまとう 代表取締役 柴田 明 氏

レストラン部(昭和11年)
レストラン部(昭和11年)

 都通りを歩いているとテンポの良い「マロンコロン」の歌が響いてきます。それが大変な勢いで売れているという、子供の頃からのファンの一人として、うれしい話を耳にしました。今回は、その、あまとうの柴田社長にお話を伺いました。

外貨獲得
編集(本誌編集人 石井伸和)
ずばり売り上げは?

柴田(柴田 明社長)
昨年度も前年度より伸びて4億3千万円です。その約6割強が本店売り上げですから、小樽のお客様が大事な基盤です。

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小樽以外では?

柴田
運河店(小樽運河ターミナル)で約12%、物産展出展で約12%、その他、新千歳空港売店、札幌Kiosk、丸井今井札幌店、どさんこプラザ(JR札幌駅北口)での販売ですから、約1億5千万円が小樽の方々以外の販売高と思われます。

目玉商品
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どんなアイテムが人気ですか?

柴田
やはりマロンコロンです。全売り上げの46.5%を占めています。

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いろいろな記録を塗り替えているとお聞きしますが?

柴田
どさんこプラザでは昨年2〜12月の通年で1位、新千歳空港でも昨年12月のお土産セレクションで1位になりました。

マロンコロン
マロンコロン
マロンコロン
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マロンコロンは私の子供の頃には最高級のお菓子でした。とても歴史がありますよね?

柴田
昭和35年発売です。ですからもう50年になります。

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地元小樽の人々に長年愛されて、それが観光客にも伝播した最も理想的な観光アイテムですね。

柴田
「継続は力なり」とつくづく思います。

甘黨外観(昭和18年)
甘黨外観(昭和18年)
歴史
柴田
明治30年代、先々代の柴田 昇が石川県大聖寺町から移り住み、昭和4年に本人が甘いもの好きということから「甘黨」という店名で、ぱんじゅうと食堂をこの場所で始めたのがきっかけでした。その当時のメニューは80種類もありました。
 そして洋菓子としてはカステラのようなものも既に開店時からありましたね。
本格的に洋菓子専門になったのは昭和30年頃からで、マロンコロンやクリームぜんざいという定番が誕生したのは昭和35年ですね。

苦心
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ここに至るまで、どんな苦労がありましたか?

柴田
基本的に365日休みがありません。しかも、ほとんど手づくりですから生産にも限界があります。もちろん機械生産も試みてみましたが、手づくりの味が出せません。マロンコロンは1日5,000個が限界なので地元優先です。物産展などでは売り切れることがよくありますが、人員を増やすことで対応し、2倍の製造スタッフになっています。手の届く範囲、目の届く範囲での一歩ずつの成長ができればと考えています。

外販
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小樽以外の人々に売れ始めたきっかけは?

柴田
平成18年に色内通り角に小樽運河ターミナルができ、そこに出店したことがきっかけです。それを平成20年2月発売された柿本七恵さんの歌「ほんと罪だわマロンコロン」が後押ししてくれました。その曲とともに全国の物産展に参加し、マロンコロン人気でお客様が並んでいることに驚きました。

将来
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今後の展望は?

柴田
今年(2010年)の5月には、札幌中心部の北洋銀行本店の大通センターに出店します。道内から6店舗の菓子ブランドがラインナップされ、共同で使用する90席のイートインが設けられます。北海道そして小樽ブランドを広め、高めていけたらと願っています。

編集
大いに期待しています。本日はありがとうございました。

<写真提供 鰍まとう>