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食材(9) 後志の食材を知ろう

後志の農業
食の宝庫、後志。


後志の農業
 果実のペーストは余市町の農業の特色を生かした製品といえます。そこで、後志の北海道に占める農業の位置づけを紹介します。
 「後志の農業2009」(平成21年6月、後志支庁産業振興部農務課)によると、農畜産物の収穫量で全道シェアが突出しているのはスイカ41%、リンゴ40.8%、ブドウ84.6%です。他の農畜産物のシェアが10%未満のなかで特長的な農産物といえます。しかも、その収穫量のほとんどが余市町と仁木町で占め、余市町はリンゴ、ブドウ共全道一の収穫量を誇っています。また、後志農業のもう一つの特長は、農家人口に占める65歳以上の割合は年々増加しており、平成17年では全道平均30.1%を5.7ポイント上回る35.8%と高齢化が進んでいることです。

多種多様
 後志は他地域に比べ、農産物の種類が圧倒的に多い地域といえます。果物、野菜。豆、米などあらゆる農産物が生産されています。全道支庁別収穫量ではミニトマト、リンゴ、ブドウ、サクランボ、食用ユリが1位、生食用ジャガイモ、スイカ、メロンが2位、大根が3位となっており、これら9品目が全道シェアの高い作物となっています。これは、後志の気候風土がこれらの作物に適していることと、生産者の努力の結果と考えられます。漁業も含め、私たちは大変恵まれた地域で暮らしているのです。

後志農業の地域の特長
 後志管内の農業地域は、大きく4地域に分類することができます。
●北後志地域
 余市町、仁木町を中心とした果樹・野菜の栽培が特長の地域です。また、赤井川村では肉、積丹町・古平町では肉用牛・乳用牛が飼養されています。
●中後志地域
 羊蹄山麓の倶知安町、京極町、ニセコ町ではジャガイモ、甜菜など畑作が特長です。また、蘭越町、共和町は米生産地帯であり、作付け面積は管内の約70%をこの2町で占めています。共和町はメロン、スイカ等をブランド化した特産地となっています。
●南羊蹄地域
 喜茂別、真狩、留寿都がこの地域で、大根、ニンジンなどの野菜やジャガイモを中心とした畑作が特長です。
 真狩村の食用ユリは全道シェアの40%以上を占める作物です。
●南後志地域
 岩内から南に地域です。地形的に農業は余り盛んな地域とはいえませんが、黒松内町を中心に酪農は盛んに行われています。


 このように後志は、北海道の農畜産物すべてを味わうことができる素晴らしい地域です。積極的に地物を食し、美味しさを伝えていくことが、後志農業を支えていくことにつながっていくのだと思います。