小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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まちづくり観光(24) まちづくり運動と観光

小樽市民議会
〒047-0025
小樽市山田町6番10号(荒幸男仏檀店内)
TEL 0134-22-9540 FAX 0134-22-8194


第9代会長 山本 憲治氏
第9代会長 山本 憲治氏

日本青年会議所発
 昭和57年の日本青年会議所(JC)において、全国各地のJCが呼びかけて「市民会議」を組織し、経済や行政に偏らない市民運動の定着をねらい、行政と民間の橋渡しを担おうという方針が決定される。
 当時小樽JCの理事長 伊藤一朗氏が小樽における火付け役となり、同年8月9日に市民各層から29名が集い、小樽市民会議設立懇談会が開催された。

当時の小樽
 この時期、小樽ではまさに運河論争が佳境を迎えた時期で、双方の駆け引きが間断なく展開された。
 したがってこの時期に前述の主旨で設立された小樽市民会議は、まさに火中に栗を拾う役を担った。

活動
 昭和57年8月「美しく豊かで活力ある街づくり」パネルディスカッション、11月市長・会頭懇談会、58年8月「歴史的建造物再利用と地場産業の振興」パネルディスカッション、59年2月「小樽街づくり未来展望」シンポジウム、7月ポートフェスティバル出店、8月「札幌から見た小樽の可能性」シンポジウムなど、実に活発に展開され、埋立・保存双方の意見や広く市民からの意見を集約する役割を担った。
 運河論争以後は、手宮線を活かす運動、花いっぱい運動、ポートサイドオークション、市民ノミの市、おたる北からの感動ARTIST展、スクールコンサートなど、主に文化に力点が置かれた活動を展開する。

山本会長
 小樽市民会議の歴代会長は、伊藤一朗(昭和57〜)、金久保兵士郎(昭和58〜)、笹島 進(昭和61〜)、大竹秀文(平成1〜)、西條文雪(平成5〜)、内山景一朗(平成8〜)、龍山光雲(平成11〜)、丸田謙二郎(平成18〜)、そして当代山本憲治(平成21〜)と9代30年間継続している。
「小樽は全国に名の知れた地域になっていますが、その背景には運河保存運動以来今日に至るまで40を超える団体が活動し、市民運動の多さが大きな要因になっています。その中でも30年間も生き続けている息の長さに加え、日本JCによって全国に設立された市民会議がピーク時には300を超えていた中で、現存するのは小樽だけというのも、このまちの不思議さです」と山本会長は指摘する。

文化活動
 また、山本会長は「政治であれば数、経済であれば金ですが、文化とは効果が簡単に確認されないものです。数値より染みたり滲んだりする領域ですが、逆に数値を判断する心の尺度でもあることを考えると、人にとってかけがえのないものであり、息の長い運動でなければと思っています」と今後の方針を語り、「具体的には子どもたちへの文化意識の向上や、長年関わってきた手宮線問題を積極的に議論しようと考え、また小樽の文化とはなにかといった大枠の議論も重ねていこうと思っています」と提唱する。


平成23年度 小樽市民会議制作カレンダー
平成23年度 小樽市民会議制作カレンダー