小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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国際観光地づくり(2) 〜文化・習慣をコーディネートする〜

華僑から学ぶこと
しらとこずえ


 グローバルと言う言葉、誰もが聞いた事があるだろうが、何を思い浮かべるだろうか。個々に思い描く事は多々あるだろう。私は「華僑」を思い浮かべた。それはどの国に行っても「中華街」がない国に出会う事が難しかったからである。
「華僑」の人達は千年以上前から、中国の素晴らしさを伝えるため、世界各地を開拓し、無論彼らの生活のために移民しているようだ。彼らから学ぶべき事は多々ある。
 例えば、同じ種類の中華料理屋を他国の同じ地域で開業したとする。普通ならば敵対心を持って商売をするはずだが、彼らは違う。同じ味は世界において二つとない。彼らの素晴らしさはそこだ。対抗意識ではなく「仲間」として助け合う。ないものがあったら貸し合い、商売が難しくなったらお互い助け合い、料理が上手くできたらそれを伝え合い、お互い刺激し合う。一人で成功しよう、と言う者が現れれば、彼ら仲間からの助けを得られないため、自然と界隈から消えざるをえない状況となる。
 人間が生きていく上で一番大切なものを彼らが自然と教えてくれているのではないか。彼らのやり方全てが日本人に合っているとは思えないが、日本人に合ったやり方を彼らから学ぶ事も必要があるのではないか。「良い処取り」と言うのは、こう言う時に使うべきではないか。現代社会で若者に欠けていると言われる「ハングリー精神」の基礎と、「仲間との助け合い」を彼らが教えてくれているのではないかと私は思う。グローバル社会に向けての一歩を学びたいところである。