小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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バックナンバー記事ランダムピックアップ
意匠(39)
看板の歴史
 日本での看板に関する歴史的資料は近世に入って「暖簾」が最も古いとされている。この事例はフランスの看板の起源である「旗」同様、布であることがおもしろい。
 江戸時代の1682年以降、「看板は木地に墨書・・・
帰化人(47) 小樽こだわりのライフスタイル
北海道へ
 昭和61年2月福岡市博多区板付生まれの岸川氏は農業に興味を持っていたことや雪が見たかったことから北海道の帯広畜産大学に入学。畜産学科の「草地環境ユニット」という牧草地の草を効率よく生やすために、光や・・・

まちづくり運動から学ぶ(30)
妻籠体験
 昭和55年当時、私自身まちづくりの聖地と憧れていた妻籠・馬籠を訪れる機会を二十数年後得た。まるで生きた化石のように江戸時代の町並みがそこにあった。この景色を維持してきた住民の努力に畏敬の念を抱いた。・・・
意匠(41)
名称
 路地とは『広辞苑』では「屋根などの覆いがなく露出した地面、人家の間の狭い道路」とあり、露地と書く場合『世界大百科事典』では「茶の湯の用語」として茶室に通ずる路および庭のことをいう。また似たような言葉・・・

編集後記
 誰に頼まれもせぬことを誰もがしている社会は来るだろうか。この心境は個人の志とライフスタイルとが合体し社会のビジョンに同化することを表している。「小樽のために仕事を創る」「小樽のために街並みを創る」「・・・
三枝一家 <写真提供:三枝陽子氏>
三枝一家 <写真提供:三枝陽子氏>
帰化人(49) 小樽こだわりのライフスタイル
帰化経緯
 三枝陽子氏は本誌41号「帰化人」でご紹介した合気道師範の三枝丈太郎氏の奥方なので当然帰化経緯は同様である。ところが夫婦でも小樽への視点が異なる部分がおもしろい。丈太郎氏が人間性に魅力を感じる一方で陽・・・

COLUMN
意味が示す可能性
 俗に、「水天宮界隈」「堺町界隈」「港界隈」などと我々は「界隈」という言葉を自然に使う。
「界隈」とは「あたり、近所、一帯」という曖昧な意味だ。これに対して比較語として「地区」をとりあげてみる。「地区・・・
帰化人(56) 小樽こだわりのライフスタイル
帰化経緯
 昭和35年富山県富山市生まれの赤井氏は、滋賀大学を卒業した昭和58年に北陸銀行に入行。これまで本部を含めて11店の赴任を経験、支店長として小樽支店で5店目となる。