小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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国際観光地づくり〜文化・習慣をコーディネートする〜(9)

宗教
しらとこずえ



 宗教と聞いて、日本人はどう思うのであろうか。「宗教」「政治」「給料」の話は人前でするな。と社会人一年目に教えてもらった事がある。
 以前韓国に行った時に宗教は何かと聞かれた事がある。宗教の話はどこの国もタブーだと思い、「無宗教である」と答えたら、「何故信仰するものがないのか」と怒られた記憶がある。儒教の国と思っていたが、八割はキリスト教である。その理由や何故そうなのかを熱く語ってくれる人が多いのが、韓国であった。
 メキシコに行った時は、グアデループと言う方がキリストの様に生き返り、メキシコを守ったとされ、キリスト教の全てと言っても過言ではない数の国民達がグアデループ様を信仰している。その信仰の固さは、言葉に表現するのが難しい程であった。一つを例えると、「生き返った」とされる12月12日が感謝の日であり、彼女がいるとされるメキシコシティ内の教会に、国中から「這って」でも集まってくる。「這って」と言う表現は過剰ではないかと思われるだろうが、片足のない方が、杖もなく手で漕ぐ様にして道路脇をその聖地まで進んで行く姿には心を奪われた。信仰する事で、自ら、そして周りの人々、国さえもが良くなっていくと信じて集まるそうだ。
 宗教戦争でキリスト教とイスラム教がいつも入れ替わっていったチュニジアは、多国籍となり、宗教も様々になった。国自体はまだ安定はしていないが、私が一番理想とする、世界中の人々が平和でいられる事。それを少しずつ現実にしている国と思う。
 世界平和の第一歩、どんな宗教か、文化の違いや情勢などを柔軟に聞き入れる事で、明るい社会を作っていけるのではないか。