小樽観光ガイドクラブ設立10周年
記念式典開催
平成24年4月17日、おたる政寿司「かもめ亭」において小樽観光ガイドクラブ設立10周年記念式典が開催された。冒頭、倉重会長がこの10年間の過程を、お世話になった方々をあげ、その成果を小樽観光の進化に結びつけてきたという絶妙なご挨拶をされ、続いてお世話になった団体が感謝の盾を贈呈された。
ヒューマンウエア
社会現象には3つの要素がある。ハード・ソフト・ヒューマンだが、その中で、ヒューマンウエアなくしてはなにも始まらない。
どんなに優れた企画や計画でも、それを執行するのが誰であるかによって、成功の度合いも失敗の度合いも決まる。ヒューマンが唯一変化に対応できるからだ。ましてハードやソフトをつくるのも人だから、ヒューマンウエアが如何に大事であるかが立証される。
小樽観光ガイドクラブへの展望
ガイドクラブは「小樽を案内できる人材の集まり」。しかも日夜学び、日夜訓練し、それぞれの会員各位の人生で育んできた様々なノウハウをクラブのノウハウに転化してきた「帰納的」蓄積がこの10年である。
今後10年には、逆に「演繹的」に会員個々の個性が発揮されると、個性と専門領域は観光のゴールである「交流」に転化していく。各位が専門知識とガイドの工夫を錬磨していくと、「小樽」と聞けばがそのガイドさんを連想し、小樽との窓口になっていく。こうなれば、小樽観光のヒューマンウエアは間違いなく先端をいく。