小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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編集後記


 年末年始、年を刻むのは早いものだと感じ、自らの若い頃に思いを馳せた。今も変わらないが「大好きな小樽をおもしろい街にしたい」という夢を持った若輩だった。幕末に高杉晋作が「おもしろきこともなき世をおもしろく」と謳った心境と自惚れてもいた。遅まきの30代にして自らの中に様々な問題意識を抱くようになり、問題の核心にいる人物を積極的に訪ねて、問題の解決らしき道を発見してきた。そうすると人物に会う以前と会った以後、見える社会風景が大きく変わってきたことを想い出す。
 現代の若者はどうだろう。今昔ではバーチャルの情報環境が雲泥の差ほど違う。問題意識をネットで検索すれば、ある程度の解決の糸口は転がっている。だから核心人物に会いに行く必要もない。
 社会の風景が変わらなければ若者が時代の主役にのぼることはない。

歴史文化研究所
副代表理事・編集人 石井 伸和