小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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意匠(36)

おたる運がっぱ



小樽紙匠堂
 平成18年に、新たなビジネスモデルとして、紙を媒体とした文化を創造する目的で印刷会社から小樽紙匠堂が誕生した。絵はがき、ノート、トランプなど多岐にわたった商品開発がなされ、市内の観光施設に小樽の観光文化土産として卸された。そのデザインのビジュアルには主に歴史的建造物が対象となった。平成19年、ビジュアル対象として新たなキャラクターを創ろうとなり、ここから「おたる運がっぱ」が生まれる。

物 語
「運がっぱ」は浮き玉に乗ってとおいくにから小樽の運河に流れ着いたという設定からはじまり、小樽天狗山「鼻なで天狗さん」の子孫で、運がっぱの頭のお皿がかわいてないかいつも気にしてる「天狗やまぴー」、小樽の消防署で大活躍した「消防犬・ぶん公」の孫「シャチくらら」、小樽の物知りウンチクおじさん「ゆう福」などの仲間たちができ、いつも運河で遊んでいる。


 三蔵法師が人々の幸せのためにインドの仏典を手に入れる旅の仲間に孫悟空や、猪八戒、沙悟浄らを伴い、各地に出没する妖怪と戦う物語がある。
 紙匠堂事業部長の長谷川義之氏はいう。「目的は小樽を元気にしたい。子供達に夢を持つキッカケをつかんでほしい。この目的に沿うなら運がっぱはできるだけのことをします」と言い、運がっぱ生みの親である吉田真由美氏は「可愛いでしょ。私大好きなんです。でもこの子はあまり手がかからず、仲間たちやファンの方々が純粋な気持ちで育ててくれるのです。とても感謝ですね」と語る。

http://shisyoudou.com/(小樽紙匠堂ホームページ)