小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
bg_top
alwHOMEalw読んでみるalw地域資源活用ビジネス(12) 小樽独自のビジネスモデル

地域資源活用ビジネス(12) 小樽独自のビジネスモデル

海という資源
再発見!小樽うみ元気プロジェクト
 事務局長 大塚 英治 氏

E-mail:info@otaru-umi.net
http://www.otaru-umi.net/about
NPO法人 北海道職人義塾大學校


背景
 日本は四方が海に囲まれている島国です。その中でも沖縄県と北海道は四方が海ですが、北海道は太平洋・日本海・オホーツク海という3つの海に囲まれていることが特徴です。たとえば太平洋ではサーフィンが盛んで、オホーツク海には流氷、そして日本海にはニシンや北前船などの歴史が豊かにあります。
 この海の文化の多様性を知り生活に取り込もうと、任意団体で「ほっかいどう海の学校」が誕生します。

経緯
「ほっかいどう海の学校」の事務局長をしていた大塚英治氏は、このコンセプトを小樽という地域にあてはめ、「小樽の海を社会的な認識に高めるため、海を素材にした活性化」を目指して、ビジネスや生活文化の契機づくりをしようと仲間と議論し、内閣府の補助金2,100万円を受けることにこぎ着けます。(平成21年7月〜22年3月)

活動
1.支援
 活動の切り口は、既に小樽において海をテーマとして活動している市民グループがありますが、彼らを支援することにより彼らの活動を活性化していくという目的を掲げます。
 ベイキッズクラブには菊地 透氏を「海の達人」とし、子供たちを対象に海の遊びのルールを学びイカダなどの遊び開発を手伝い、ライフセービングクラブには大平卓司氏を「海の達人」とし、安全な海の支援とビーチのニーズの掘り起こしをし、祝津たなげ会には渡部 満氏を「海の達人」とし、子供たちが将来地域に溶け込む教育を支援、そしてアクアスロン実行委員会には増田芳一氏を「海の達人」とし、宿泊促進を図りました。
 これら既存の団体に支援することにより、一過性に終わらない継続性を促進することを狙いとしています。

2.研究
 次に調査・研究部門も設置し、鰊・北前船・港・運河などをテーマにして、小樽の海に関する歴史調査を進めます。その中から「群来そば」考案を支援し、須藤雅司氏を開発者とし、籔半を提供者として、新たに商品が誕生しました。

3.報道
 この事業には北海道新聞社が大きく支援し、頻繁に「再発見! 小樽うみ元気プロジェクト」の活動を報道してくれています。いわゆる社会的認識への支援になります。

4.期待
 このような活動から新たなビジネスや新たな生活文化や遊びが開発され、海がある幸せを共に味わう風土が形成されていくことを期待しています。つまり小樽が持つ潜在性を発掘し、それらが仕事や生活や遊びにつながっていくという遠大な作業です。

観光との関係
 小樽うみ元気プロジェクトのコンセプトは、直接観光産業に関係するわけではありませんが、このような掘り起こし作業から新たな観光素材や観光ビジネスを誘発する重要な役割を演じています。
 観光ばかりでなく、移住者促進、水産業新興、マリンスポーツ振興などの素材を豊富に提供しています。
このような素材を吟味してそれぞれの従事者が活用し、海の魅力アップや、地域ブランドの創造に向けて、小樽で「海文化」が社会的な認識となることを願っています。

ジュニアライフセービング教室
ジュニアライフセービング教室

アクアスロン
アクアスロン

海辺の情報サロン
海辺の情報サロン

おたるすきる
おたるすきる