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食材(10) 後志の食材を知ろう

ナンバンえび
旬の甘さを堪能する。


ナンバンえび
 ナンバンえびという名称は市場一般名で、標準和名はホッコクアカエビといい漢字では「北国赤蝦」、「北国赤海老」となります。主な生息海域は日本海から北海道、ベーリング海、アラスカ、カナダ西岸です。産卵期などで変わりますが、水深200〜600m、場所によっては1,000mの深海を生息域としています。北海道では後志沿岸と留萌沿岸がおもな漁場となっています。
 一般的な呼び名は「ナンバンえび(南蛮えび)」の他に「アマエビ(甘えび)」「アカエビ(赤えび)」とも呼ばれます。「ナンバンえび」の由来は、このえびが赤くて細長いので「唐辛子」=「南蛮」からきているようです。

後志の漁獲
 ナンバンえびの後志での漁獲高は過去10年、900〜1,200tの間を推移しています。平成20年の後志支庁の統計では、古平町と余市町の2町で全体の7割を占め、次いで小樽市、積丹町と続きます。
 ナンバンえびは北海道のえび類漁獲量の約9割を占めており、その内の約9割を後志支庁と留萌支庁で占めています。

旬を楽しむ
 甘えびは高タンパク低脂肪の健康食品です。新鮮なものは刺身が一番ですが、頭の中のミソも美味ですし、メスだったら卵も食べてみて下さい。卵だけを器に集めて、殻をむいたえびの刺身と一緒に食べてもおいしいです。変わった食べ方として、集めた卵を器に入れ、卵黄少量と醤油であえてもおいしいです。ウズラの卵があれば1個で十分です。
 えびの鮮度を見極め方ですが、殻の赤色が白っぽくなっていたり、頭の先や尾が黒ずんでいるのは鮮度が落ちているので生食には向きません。
 また頭は捨てないで出汁にしましょう。みそ汁に入れるとえびの風味が出てひと味違う味になります。これに豆腐やネギを入れれば完成です。
 ナンバンえびは秋まで楽しむことができます。後志の恵みを工夫しながら堪能しましょう。