小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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地名探索(2) 芝居町(しばいまち)


 小樽郡芝居町は、『小樽港史』によると1870(明治3)年4月設置とされていますが、『開拓使事業報文』の1873(明治6)年12月調査の町村名一覧にはなく、1876(明治9)年9月の一覧には出ています。
 1899(明治32)年10月の小樽区設置で小樽区の町名になりましたが、1915(大正4)年10月の町名改正で廃止となりました。今の若松の一部で、国道5号から協和総合管理鰍ニ共同住宅の間の小路を入ったあたりです。
 芝居町の名は、ここに星川座があったことから付けられました。星川座は1868(慶応4=明治1)年小樽最初の芝居小屋として開業、年表解説にある1881(明治14)年の火災後、龍徳町(現・信香町)に移転、その後も移転を繰り返し、末期は砂崎町(現・堺町)に大きな芝居小屋があったのが知られています。経営は末広座の鈴木吉五郎と並び称される星川龍蔵でした。
 南樽市場の側の勝納川に架かる橋は、かつて星川座が側にあったためか、芝居橋といわれ、芝居町の名残となっていましたが、おそらく戦後に真砂橋と変わり、現在に至っています。