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食材(13) 後志の食材を知ろう

サクランボ
栄養バランスの良い果物


サクランボのはじまり
 サクランボの原産地は、中国からヨーロッパ南東部にかけての地域といわれ、ヨーロッパでは紀元前から栽培されていました。また中国では、3000年前には既に栽培されていたといわれています。
 北海道での栽培は、明治元年、ドイツ人のガルトネルが七飯町(今の七重町)にサクランボの苗木を6本植えたのが初栽培でした。その後、開拓使が「ナポレオン」「高砂」「日の出」をはじめ25品種を導入し、道民に親しまれるようになっていきました。
 現在、後志のサクランボ生産量は全道の約65%を占め、支庁別で第1位、そのほとんどは北後志で生産されています。

栄養素
 サクランボの主な成分は糖質ですが、カリウム、鉄、リンなどのミネラル成分や、カロチン、ビタミンB1、B2、Cなども少しずつ含まれています。また、酸味は、リンゴ酸、クエン酸、酒石酸、コハク酸などの有機酸です。アメリカンチェリーの赤い色はポリフェノールの一種アントシアニンなどの色素です。
 サクランボはビタミンCをはじめ、ビタミンB群、カロチン、カルシウム、鉄分、カリウムなどがバランス良く含まれている。これらの栄養素により疲労回復や食欲増進、血行促進、美肌、疲れ目などに効果があるといわれています。

「水門」は小樽が発祥の地
 明治時代、小樽市奥沢の藤野園の藤野さんが、水門のそばに真っ赤に色づいているサクランボの一枝を発見しました。これが「水門」のはじまりでした。その実は「佐藤錦」より赤く、若干酸味が強く、果肉は柔らかめで雨に強く、烈果しにくい品種として、19111年に「水門」と命名され、北海道の代表的品種となりました。正式名称は「北光」です。

おいしく食べよう
 サクランボは鮮度が落ちやすく、日持ちしないため、なるべく早く食べましょう。
 新鮮なものでも、およそ常温で4日以内が消費の目安です。余りそうな時は保存袋に入れて冷凍するとよいでしょう。冷凍のまま食べるとアイスキャンデーのような食感で楽しめます。