小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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小樽の意匠(5) 小樽雪あかりの路


浮き玉
浮き玉

■浮き玉
 小樽雪あかりの路のシンボルとなってきたのは、運河に400個も並ぶ浮き玉で、「地上のホシゾラ」という愛称通り、幻想的で暖かい風情を発信してくれています。
 この浮き玉のガラスは深川硝子工芸梶A金具は西村板金工作所求Aローソクは芳川商会梶A縄は川守田商店、重りはホウムラ汲ニいうそれぞれ小樽の業者がオリジナル製品製作に寄与してつくられてきました。ガラスは耐熱ガラスでグリーン色、そして上部の穴の面取り加工も万全に仕上がり、ほとんど割れることがなく頑丈にに仕上がっています。
 金具は真鍮でNASAのロケット部品にも貢献した職人の技術が反映され、上部の傘は雪から炎を守るためのものです。ローソクは小樽の老舗で、現在は北海道で唯一のローソクメーカーです。

■物語性
 小樽がかつて鰊場の時代から、ガラスの浮き玉は網の位置を確認するために用いられてきました。これが小樽のガラスの発祥です。運河も旧手宮線も当初の機能を終え、浮き玉も今日はプラスチックに変わりましたが、いずれも再利用されて、小樽独特の文化性を持ってきたのです。