小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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旧岡川薬局の再生


旧岡川薬局外観
旧岡川薬局外観

二階の和室
二階の和室

岡川薬局
 岡川薬局は4代継承され、数年前に廃業しましたが、1930(昭和5)年に建てられた店舗は平成5年に小樽市の歴史的建造物に指定され、マンサード屋根(二重勾配屋根)とドーマ窓(屋根窓)が特徴的な木造商店建築です。
<小樽市指定歴史的建造物一覧>

(旧)岡川薬局
 岡川夫妻は娘さんの住む札幌に移転する際に、愛着が染みついたこの建物に関して、20年前に工事を依頼した福島工務店に相談します。そこに東京から戻った福島社長のご子息慶介氏が、この建物の魅力にとりつかれます。慶介氏が芝浦工大に4年・同大修士課程2年修了後、東京大学大学院工学系研究科建築学専攻博士課程在籍3年目の時です。岡川薬局の空間は一つのつながりの中に多様な特徴を備えていることを発見し、なんとか活用できないかと思い、自宅購入の覚悟も含めて住宅ローンを申し込んで2009(平成21)年に取得し、「(旧)岡川薬局」プロジェクトが始動します。

コンセプト
 慶介氏は「まちの縁側づくり」というコンセプトを考え、「絶えざる変化」「似て非なるものの連続」を実現する「交流拠点」としてゲストハウスとカフェの機能を備えた計画を立てます。両方とも営業の柱ですが、たとえば宿泊者がカフェスタッフとなったり、ベッドメイクや掃除・洗濯などを手がけることによって宿泊料を軽減できたり、さらには宿泊料が無料になるヘルパー制が人気を呼んでいます。「互いに回転し成長できる仕組み」で、建築家らしい幾何学的なエネルギーの創出をイメージしています。

カフェスペース
カフェスペース
Cafe White
 主なカフェ出店者は、小樽商大生グループによる「cafe COLPEN(カルペン)」が「人と人の輪」をテーマに日曜日 10時〜16時、木曜日 17時〜22時に、「Chelsea食堂」が赤井川産の米と後志産の食材で「まじめな」定食屋を月・水・金の10時〜16時・金曜日17時〜22時に営業しています。
<写真提供 N合同会社>