小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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帰化人(12) 小樽こだわりのライフスタイル

交流にIT技術を
有限会社 ウェブプロモート
  取締役社長 能登 匡洋 氏
〒047-0028 小樽市相生町8番13号
TEL(0134)32-4234
E-mail:noto@webpromote.jp


有限会社 ウェブプロモート 取締役社長 能登 匡洋 氏
有限会社 ウェブプロモート 取締役社長 能登 匡洋 氏

能登氏制作の本誌ホームページ
能登氏制作の本誌ホームページ

帰化経緯
 1975(昭和50)年、札幌生まれの能登氏は1993(平成5)年に小樽商科大学に入学し、4年目のゼミ(酒井弘一助教授)で小樽インターネットまちづくり研究会に所属します。
 主旨は小樽の企業の社長さん方と連携して、インターネットを通じてまちづくりをすることで、小樽のホームページを立ち上げることから始まりました。
 能登氏はこれを機に本格的にパソコンに向き合います。それまではキーボードにも触れたくないほど、コンピュータには縁遠い感覚を持っていましたが、ウインドウズではなくマックがその壁を打ち破ってくれたといいます。マックと相性のいい能登氏は、以後独学でプログラミングなどを学び、小樽の様々なコンテンツに興味を抱くようになっていくのです。
 卒業単位の取得にも目途がつき、就職活動により勤務先も内定しますが、インターネットと小樽への愛着や、お世話になった小樽の経済界の人々への恩返しこそが、自分の仕事と確信し、あえて卒業を2年遅らせて、その間学生企業家として友人2人とともにいくつかの小樽の会社のホームページ制作にとりかかります。
 この時代の初めてのお客様はウエルネス望洋台医院で、また独立後初はおたる水族館でした。

独立
 1999(平成11)年に卒業し、ウェブプロモートを起こし、2002(平成14)年に有限会社を設立、2005年に現在の事務所に移転します。
 この間、様々な企業のホームページ制作を手がけ、札幌の企業からも依頼が寄せられるようになっていきました。

小樽への印象
 学生起業家であった頃から、小樽の社長さん方にお世話をいただき、小樽と縁が深くなるという経験から、小樽には初めから好印象を抱いていました。その好印象は自分の仕事の選択にも影響を与え、とうとう仕事のビジョンそのものが、小樽の活性化に自分の技術とアイディアを生かしたいと願うようになりました。
 実際のビジネスはそう甘くはなく、小樽のことを置き去りに、次から次に仕事をこなさなくては食べていくこともできず、営業やプレゼンテーションに明け暮れる毎日を過ごしています。しかし、それも急がば回れと思い、夢実現の技術を身につけていると思うようになりました。

能登氏の絵図
 小樽の発展はひとえに産業の発展なくしてかなえられません。しかし既存の産業は例外なく減速傾向にあり、新規産業も誕生していますが盤石とはいえません。しかし小樽には期待の持てる産業が誕生しています。観光産業です。観光産業は裾野の広い産業で、他者を招き入れ、客観的視点で小樽の独自性を見つけてくれます。
 ここから新たな産業創造の芽がでる可能性があります。とすれば観光振興を目指し、客観的視点での指摘をもらえる交流促進こそが大事だと考えるようになります。ここから能登氏の使命は、「観光振興」と「交流促進」にしぼられていきました。

能登氏の葛藤
 情報は「情に報いる」と書き、お世話になった人の情に報いることを表し、奇しくも情報産業に身を置く能登氏も、お世話になっている小樽への「恩返し」だと考えるようになりました。
 小樽の情報環境は突出して優れているとは言えません。そして情報技術は日々刻々進化しています。
 その技術の何を使って、「観光振興」と「交流促進」にどう結びつけていくかに日々葛藤しています。
 そしてヒューマンウエアの中からソフトウエアの必要ニーズを見つける方針が生まれています。つまり人のニーズの変化や人々の動きの変化の中にこそ、そのヒントが隠されていると能登氏は確信しています。