小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
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色内大通り
北海道紙商事株式会社



開設時の店内(株式会社第四十七銀行小樽支店改築落成記念絵葉書)
開設時の店内(株式会社第四十七銀行小樽支店改築落成記念絵葉書)

色内大通り
 色内大通りは小樽の歴史的建造物が軒を並べる街並みとして重要な地区ですが、ここのところ、旧三井銀行、旧小樽商工会議所、旧クラシックホテル、旧塚本商店など空き家状態が増えています。そして今度は旧第四十七銀行小樽支店が売却の対象になりました。
 所有者にとっては手放さざるを得ない事情からのこととはいえ、解体される可能性を持ちはじめたことになり、既に歴史的建造物が小樽の文化の領域にあることから、市民意識としては心配な状態です。
 もちろん所有者がその物件をどうされようと自由で、法的には問題もありません。ところが小樽の場合、歴史的建造物の価値によって観光都市となり、歴史的建造物は既に社会的なポジションを獲得しています。ですから可能な限り保存再利用の用途を追求していただきたいと願っています。

旧第四十七銀行小樽支店
 この建物は昭和初期に建てられましたが、内部は頑丈です。昭和29年9月10日から北海道紙商事株式会社が取得し、事務所兼倉庫として使用していました。使いやすいように改造したのは断熱保温のため吹き抜け部分に2階をつくり、採光のために窓を改築しています。

北海道紙商事 株式会社
 北海道紙商事は戦前の昭和16年8月11日に橋寛一氏が北海道和紙問屋株式会社として奥沢に創業します。
 昭和22年に北海道紙問屋株式会社に改称、昭和29年橋廣安社長の時代に現在地に移転、昭和36年札幌出張所・同38年旭川出張所を開設しています。
 しかし橋清剛社長の時代に売り上げの大部分を占める印刷業界や文房具業界の不況により、合理化を考えていた際に、札幌に本社のある森田洋紙株式会社との合併が決まり、2010年10月1日より、エイチケイエム紙商事株式会社とし、小樽社屋撤退が決まりました。
 橋清剛社長は、「土地社屋を含めての売却の方針ですが、再利用を前提とした買い取りを求めています」と話されています。


北海道紙商事時代の店内
北海道紙商事時代の店内