小樽の皆さま、小樽出身の皆さま、小樽ファンの皆さまへ! 自立した小樽を作るための地域内連携情報誌 毎月10日発行
bg_top
alwHOMEalw読んでみるalwまちづくり観光(23) まちづくり運動と観光

まちづくり観光(23) まちづくり運動と観光

鉄道文化と手宮のまちづくり
NPO法人 北海道鉄道文化保存会
〒047-0041
小樽市手宮1丁目3番6号 小樽市総合博物館内
TEL&FAX 0134-31-7777
E-mail:zeromile-hozonkai@tempo.ocn.ne.jp


旧手宮線マップの一部
旧手宮線マップの一部

『北海道開発の夢を運んだ鉄道遺産』
『北海道開発の夢を運んだ鉄道遺産』

経緯
 常務理事の清水道代氏は博物館の事業である「稲垣日誌」の膨大な文章を入力する作業をボランティア仲間と共に行っていた。手宮で生まれ育った清水氏は、かつて賑わっていた頃から40年近くが経過した今日を見て、隔世の感を禁じ得ず、仲間と共に閉鎖していた旧交通記念館周辺の草刈りなどをすすんで行っていた。
 ちょうどその頃、現在の総合博物館へのリニューアル作業が行われており、JRのOBたちによる車輌の修復作業なども手伝いながら、手宮の活気をとりもどしたいという気持ちと、仲間達の小樽に残る鉄道文化への熱い気持ちとが重なり、2008年7月14日にNPO法人北海道鉄道文化保存会の認証を受ける。同年7月に小樽市総合博物館がオープンしている。


※稲垣日誌
 明治から大正にかけて稲穂小学校の校長であっ た稲垣益穂が、当時の小樽の情景や人物を描写 した日誌を残しており、膨大な情報が記載され ている。

全道ネットワーク
 2009年8月7日には北海道鉄道文化フォーラム「手をつなごう〜鉄道文化遺産の保存と課題」と題して当NPO法人はホスト役を担い、同時に全道の鉄道文化保存団体からアンケートを収集して現状を把握する作業も行われた。これを契機にそれぞれの現状の把握を互いにすることになり、同時に課題へのネットワークが築かれるのである。

手宮のポテンシャル
 かつてニシンで集落が形成され、明治13年には北海道初の鉄道が敷設され、石炭の積出港として輸出もする国際的な位置づけを持った手宮、そして労働者の街として昭和30年代までは多くの人々で賑わい、映画館もキャバレーも遊技場もあり、市場は活気がみなぎり、人々の絆も強かった手宮、そんな地域が、小樽の最後の下町と称されながら、人口流出が今日もなお止められずにいる。
 手宮人はもとより、鉄道フアンや手宮フアンにとって、「なんとかかつての活気を」と感じるのは共通した希望である。
 当法人はこれまで「シリーズトーク手宮」と題して第一回博物館、第二回浄応寺、第三回手宮市場においてシンポジウムを開催し、手宮の今昔、手宮のお宝、手宮の生活を議論してきた。

ミュージアムコミュニケーター
 2009年4月29日から総合博物館のミュージアムショップの運営も手がけ、博物館がすすめるミュージアムコミュニケーター育成事業も支援している。学芸員やイベントの手伝いをしながら、生きた博物館を目指す機能を果たそうとしている。