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地域貢献 〜外貨獲得〜 (4) 地域経済全体のパイを大きくしてくれる

協和総合管理株式会社 代表取締役 山本 秀明 氏


代表取締役 山本 秀明 氏
代表取締役 山本 秀明 氏

協和総合管理株式会社 本社
協和総合管理株式会社 本社
 協和総合管理はビルメンテナンスを業務とする会社ですが、小樽市外でも活発に事業を展開しています。また、山本秀明氏は「最後の小樽商人」と呼ばれた山本勉氏の次男で、グループ企業の総帥としてリーダーシップを発揮するだけでなく、小樽商工会議所の副会頭はじめ多くの公職につかれています。今回はグループの屋台骨である協和総合管理株式会社についてお話を伺いました。

外貨獲得
編集(本誌編集人 石井伸和) 協和総合管理の市外での売り上げの割合はどのくらいですか?
山本(山本秀明社長)昨年度の当社単体での売り上げは約38億円で、その約60%にあたる23億円が小樽以外の売り上げです。
編集 北海道内の拠点はどこにありますか?
山本 札幌・釧路に支社、他に営業所が7ヵ所、出張所が5ヵ所あります。

管理業務の沿革と協和総合管理
編集 ビルメンテナンス業はどのように始まったのでしょうか?
山本 日本では昭和20年代後期にアメリカ大使館の管理を民間で行ったのが最初といわれています。北海道では1957(昭和32)年、小樽では1961(同36)年が最初です。1963(同38)年に父が参画して旭美装工業を設立し、1970(同45)年に北海道ビル管理興業、1985(同60)年に協和総合管理に改称し今日に至っています。
編集 山本社長はどの段階から関わっておられたのですか?
山本 私は芝浦工業大学で電子工学を専攻して、社業に入ったのが1976(昭和51)年でしたので、北海道ビル管理興業からです。

付帯業務の開発と集積
編集 ビルメンテナンス業務を根付かせてきた秘訣はなんでしょうか?
山本 私は入社したときから、警備や清掃業務というメンテナンスの基本を学ぶことはもちろんですが、新しい付帯業務を具現化する使命を強く感じてきました。そこで、入社して間もなく、当時注目されていた機械警備の技術を習得するために、札幌の専門の会社で研修を積み、1977(昭和52)年はじめて事業化しました。私が社長になったのは1983(昭和58)年ですが、入社以来今日に至るまで、新たな付帯サービスの開発はつきものでした。
編集 新たな付帯サービスとはどう
いう業務ですか?
山本 それは時代時代で社会に必要とされる業務が多岐にわたることから、当社は建築物環境衛生一般管理業・建築物飲料水貯水槽清掃業・建築物ねずみ昆虫等防除業・建築物排水管清掃業・マンション管理業者として登録され、さらに建設業許可も得ています。
 最初は私自身が警備の現場で働いていた頃、「こうしたらお客様にもっとよろこばれる」といった創意工夫が生まれました。そして、その業務に必要な資格をとり、その業務を提案することで仕事が増えてきました。
 私どもの業務は目に見える商品販売ではないので、お取引をさせていただくのに信用が第一になります。資本蓄積を重点的に強化し、どこから調べていただいても企業体質としては万全を保っています。

小樽の将来への展望
編集 最後に、小樽の将来について展望をお聞かせください。
山本 社会がよくならなければ会社もよくなりません。ですから私ができる公務があれば頑張りたいと思っています。小樽は今、観光を真剣に盛り上げなければなりません。観光は裾野の広い産業ですから、後志の第一次産業や加工業との連携を強くして、他の製造業やサービス業とも連携することが第一だと考えます。
編集 今後とも小樽をリードしていただきますようお願いいたします。
 本日はありがとうございました。